ワイシャツの生地には大きく分けて3つの種類があります。「綿(コットン)」、「ポリエステル」、綿とポリエステルの混紡の3つです。
この他に「麻」のワイシャツもあるようなのですが、現役の社会人が麻のワイシャツを着ているのを見たこともないので、このブログではあえて外しています。
ワイシャツの生地の種類
- 綿(コットン)
- ポリエステル
- 綿とポリエステルの混紡
※あと「麻」もありますが、今のバリバリ現役社会人の方で、麻のワイシャツを着ている人を見たことありませんし、ワイシャツのお店でもあまり見かけないので外しました。
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ワイシャツの生地の特徴
綿(コットン)
Tシャツとか下着などに一般的によく使われている天然繊維です。
汗をよく吸収してくれるので吸湿性が良く、保湿性・通気性に関しても優れています。
直接肌に触れるTシャツや下着にも多く使われているだけあって、手触りも良くて着心地も抜群です。
デメリット
シワになりやすい。ポリエステルと比べると値段が高いです。
ポリエステル
宴会用コスチュームや作業着、ジャージなどによく使われています。
上部でシワになりにくいし、コストも安価です。着心地云々よりも実用性重視といった生地ですね。
デメリット
化学繊維ということもあり、天然繊維でもある綿(コットン)と比べると、あまり着心地が良くありません。
汗もあまり吸ってくれませんし、通気性もそんなに良くないです。汗をかく夏場に着るとベトベトします。
空気が乾燥する冬場に着ると、静電気を起こしやすくなったりします。
綿・ポリエステル混紡
綿とポリエステルの良い所をかけ合わせて作ったのが、この生地の特徴です。
着心地もそんなに悪くなく、通気性・吸湿性もソコソコ。丈夫でシワにもなりにくく、値段も安い。まさにイイトコどりの生地ですね。
安月給サラリーマンとしては、実用的で懐に優しい生地と言えるでしょう。
デメリット
実用的で懐に優しい生地ですが、来た時の見た目がなんとなく安っぽい印象になってしまいます。
やっぱりコスト的に購買層は20〜30代前半が多いため、デザインも若作りなものが多いです。
30代後半以降の冴えないおっさんが着ると、ちょっと痛々しい印象を与えかねません。
「お前、そんなにカネ無いんか・・・・・・」と上司や取引先の方に低く見られてしまうかもしれません。それはちょっと避けたいところです。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
着心地 | 値段 | 見た目 | |
綿(コットン) | ◎ | ☓ | ◎ |
ポリエステル | ☓ | ◎ | ☓ |
綿・ポリエステル混紡 | △ | △ | △ |